資格者と責任者|防火対策や液状化対策によるセーフティネット|安心して暮らす
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防火対策や液状化対策によるセーフティネット|安心して暮らす

資格者と責任者

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ビル管理の中で、新たに重要な業務として発生した「防火対象物点検」。具体的には、それを手がけるのは有資格者ということになっています。正式にいうと「防火対象物点検資格者」になります。ここでは、分かりやすく点検資格者と呼びましょう。

彼らは、ビルに入ってその防火管理や消防計画の内容、あるいは設備の点検を行います。項目ごとにチェックを行い、その結果を消防署に提出する、というわけです。ビル管理の業者として働く彼らは、その資格を得るためには講習を受けなければなりません。消防設備に関する安全性についての取りまとめを行っている、安全センターにおいてその講習は開かれます。それをくぐり抜けた者だけが、点検資格者としてビルの設備的な火災安全について問うことが出来るようになるのです。

また、法律というものは年々、改正されていくという特徴を持っています。特に、建物の安全性ということに関しての法律は、改正されていきます。耐震構造とか防火構造に関する、もろもろの改正が、行われていくわけです。点検資格者は、その改正ごとに変わっていく点検の基準を再講習によって習得していくことになります。「統括防火管理」と書くと、何だか異様に物々しい感じがするかもしれません。これはどういうものなんでしょうか。単純に言葉の意味を考えれば、複数存在する「防火管理」を、ひとまとめに考えるということになるわけです。

ビル管理というのは誰が行うのかを考えていくと分かりやすいと思います。そのビルの持ち主が行うわけです。特に、防火対象物点検の責任者となるのは、その建物に権利を持っている者ということになっています。たとえばどこかの会社が社屋に使っているビルなのであれば、その会社が責任者ということになるのです。ただ、「ひとつのビルにひとつの会社」というかたちが、必ずしもすべてであるわけではありません。ひとつのビルの中に、複数の会社が入っている、いわゆるテナントビルというものがあるわけです。この場合には、ひとつのビルに対して責任者が複数いるということになります。防火に絞って言うのであれば、防火管理者が複数いる、ということになるわけです。